前日の記事の続き…
その歌ではヤマザクラを「かには」と表現されていて、それがのちに「かば(樺)」に変化していった説が有力だそうで
樺は山桜の意味が含まれていて、この山桜の皮を原材料にして作った工芸品を樺細工というそうな
で、山桜の皮を無造作にむしっていいわけではなく、採取法にも条件がありましてね
採取する部分、採取する範囲などなど、樹皮の再生力を考慮して皮を採取しています
赤丸で囲ったように、採取する部分と採取しない部分を交互に繰り返し、木の根元から採取していきます
皮を剥いでも樹皮は再生し、木は生き続けるんですって
樺細工実演室を通り抜け、展示コーナーにやってきました
テーブルや茶筒、茶さじ、茶たく…
なんというか生命力を感じるんですよ
で、妻がせっかくの秋田だし、何か一つでも樺細工を購入したいと言うので、伝承館の売店ではなく…
「角館伝四郎」さんで買うことにしました
創業170年近くなる樺細工の老舗商店
茶櫃をいくつか見せていただきました
面白いことにみんな違う表情してるんですよ
型ものっていう工法で作られた樺細工
型に合わせた芯を作り、その上に樺を貼り付けて筒状にするんですね
妻は茶櫃をずっと欲しがっていたので、一番気に入ったデザインを購入
こういうのって実際に見てみて決めるのがいいですよね(^^)
そしてもう一つ、受台を購入
ちなみに受台の上に乗ってるのは、三年前に鹿児島で購入した薩摩切子の一輪挿し
受台に仕込んであるライトがゆらゆらと点灯して、幻想的な世界観
薩摩切子がとても綺麗!
この日は台風15号の影響で、秋田はとても暑かった!
んん?あの売店の前のパラソルはもしかして…(@_@)
秋田名物のババヘラアイスだー(≧∇≦)
二種類のシャーベットを花びらのようにコーンの上に咲かせるヘラさばき
これも芸術品ですよね!
イチゴとバナナのシャーベット
暑い日にはたまらなく美味しいですね(^^)