ミューレミュー(石川県小松市丸の内町)
妻は2月がバースデー
ちなみにワタクシたちの結婚記念日も2月
2月は何かと出費がかさみ、毎年赤字…
とはいっても、まとめて一つにお祝いしたらなんて…想像するだけで恐ろしい
妻のバースデーを祝うため、この日はこんなお店を事前に予約してやってきました
この荘厳な雰囲気、もちろん初訪問( ̄▽ ̄;)
西洋のインテリアをそろえ、薄暗くした店内はとてもムーディー
まん防中なので予約客しか受け入れておらず、ワタクシたち以外にはもう一組だけという土曜の夜
完璧なセッティングがされたテーブル
ギャルソンに案内されたのはお店の奥、庭のよく見える端の特等席
訪問日 2022年2月12日
メニュー ディナーコース(ソヴァージュ)
バルマン(バーマン)からアペリティフ(食前酒)のおもてなし
といっても、妻はアルコールがダメだし、ワタクシは運転手なので、ノンアルのカクテルを
オレンジジュースがベース、というかまんまオレンジジュース
アミューズブッシュは蕪の冷製スープ
蕪の葉と茎で作ったふわふわポタージュの上に、蕪のムース
苦味のあるポタージュと甘みのあるムースの渾然一体とした味わいは、旨味をギュッと凝縮した蕪そのもの
冷製オードブルは魚介のタルタル
下からカリフラワーのムース、鯛のタルタル、紅芯大根の酢漬け、もち米
鯛にはタマネギのマリネなんかと一緒に混ぜ合わせてあります
鯛の旨味をカリフラワーで優しく包み込み、紅芯大根の歯触りと酢がアクセントになってる
おかわりできるそうですけど、これ一つで
なかなかおかわりくださいって言えなくてf^_^;
温製オードブルはフォワグラのソテーと丸芋のガレット
見にくい写真ですみませんf^_^;
フォワグラは表面はカリッと中はとろっとした食感の違いがナイス
素朴な甘みの丸芋がホクホクで、食感が楽しい
ソースはブルーベリーですかね
甘酸っぱさがフォワグラを食べやすくしてくれてます
人参のポタージュ
人参のポタージュの中に白身魚のムースを入れてあります
ムースには人参の葉とレモングラスを合わせてあって、苦味の後にさわやかな風味が鼻を抜ける
温製オードブルがもう一品、ホタテ貝柱のグリエ
とてもジューシー、とても甘い
なんというホタテなんだ…
あまりの感動に言葉が出ない
タイムかな?散らしてあるハーブは??
仕上げにかけたミントオイルといい、鮮烈な香りと爽やかさが甘いホタテを一層引き立てる
ミモザって言っても、しっかりアルコール飛ばしてあります
選べるメインは仔羊を予約時にお願いしました
仔羊背肉とモモ肉、二種のロースト
背肉は竹墨を練り込んだパン生地で包み、じっくりと焼き上げています
竹墨の効果で中まで火が通りながらも、しっとりとジューシーに仕上がってて、柔らかい
仔羊なので特有の匂いは優しくて、肉の美味しさと柔らかさを堪能できます
モモ肉はハーブでアクセントつけてあって、背中よりも弾力がある
ソースがないので肉の味をしっかり楽しめる仔羊のロースト
日本人に敬遠されがちなこの香りを逆に生かす一皿
食後にディレクトールと少しお話ししましたが、その調理に絶対の自信があってあえてこの香りを生かす料理を提供しているみたいです
いやはや参りました
選べるデザートはドライフルーツとナッツのタルト
あとはコーヒーで〆
トラディッショナルな料理の数々は心にどーんと残るというか
とても美味しゅうございました(≧∀≦)
ごちそうさま〜♪
ところでこちらはお店の入り口なのですが、この扉といい最初のお店の中の雰囲気といい、どことなく「王様のレストラン」を彷彿させるというか…
妻もワタクシもあのドラマを思い出しちゃいましたよ( ^ω^ )
そういえば、今回は妻のバースデー祝い
妻には特別にもう一品イチゴのショートケーキ(チョコのメッセージ付き)、そしてパティシエからショコラのお土産をいただいたのですが…
それはまた、別のお話し…( ^ω^ )