さて、この日宿泊したのは佐柳島唯一のホテル「ネコノシマホステル」さん
木造の廃校をリノベしたホテルです
↑HPです
宿泊日 2024年5月10日
とりあえず玄関から入ります
玄関の写真はこれ一枚しか撮らなかったですけど、猫の置き物やらグッズがたくさん並べられておりまして、猫の島佐柳島をアピールしています
そして募金箱も設置しておりました
島内に住む猫たちの食費や医療費に企ててるそうです
チェックインした後で募金しようと思っていたのですが、一旦中に入ってしまうともうここに戻ってこないのと、チェックアウトは部屋の鍵返却だけでフリーで退館することになり、終始この玄関は鍵がかかってしまいますので、募金するならこのタイミングでお願いします
ワタクシたちは初めての訪問でシステムもわかっていなかったこともあり、募金し損ねてしまいましたσ(^_^;)
フロントロビー(食事スペース)でチェックアウト後は、建物裏の中庭へ
この写真では、手前がフロントロビーへの出入り口になり、奥が宿泊部屋となります
猫に案内していただきました(笑)
今回ワタクシたちがお世話になったお部屋
窓から望む瀬戸内海が開放的ですね
この部屋は元々は図書室
他には音楽室とか図工室の部屋もあるそうです
ロッカーと冷蔵庫、あとはケトルが備えてあります
他に備品はありません
テレビはないのでゆったりと静かな島での時間を過ごせます
あと、バスタオルはレンタル、歯ブラシセットは100円、寝巻きのような着替えは一切ありませんので、宿泊する場合は自分で準備しましょう
図書室なので、ちょっとした本が置いてあります
読めたらよかったんですけど、本棚には鍵がσ(^_^;)
部屋を出て、再び中庭へ
ところでおわかりでしょうか、たくさんの猫がこの写真に写っています
野良猫用にお皿がたくさん置いてあり、餌が補充されています
中庭の一角にあるこの建物は共同トイレとシャワー室
そして中庭にはたくさんの段ボールが並んでて、島で暮らす野良猫たちの寝床になっています
毛布は敷いてありますが、5月とはいえ夜は肌寒い
寄り添いあって寝てました
喫茶スペースの隣は職員室で、そこの建物内に暮らす猫
おそらく店主の飼い猫だと思われます
夕食の時間(午後7時)になるとフロントロビーが開放され、宿泊客は一斉にこの部屋で食事をとります
玄関に面してる席に座りました
少しずつ暗くなっていく瀬戸内海の様子を眺めながらの食事です
夕食全容です
食事は店主夫妻の手作りですよ
ちなみに食事は宿泊予約時に一緒に予約しておきましょう
島内にはコンビニはおろか、スーパーや自販機すらありませんので、持ち込みを忘れたらもう食事難民になりますからね
メインは瀬戸内海で獲れた水だこのお刺身!
歯でさっくりと噛み切れる衝撃の柔らかさ!
大根おろしなんかでよく揉み込んであるのかな?
こんな柔らかいタコのお刺身なんて初めていただきました
これは絶品です
猫の形した刺身醤油入りのお皿と、しょうゆ豆
しょうゆ豆とは煎ったそら豆を醤油だれに漬け込んだ香川の郷土料理
ホクホクして素朴な味わいがほっとする
炒め物の程よい辛味がご飯を進ませてくれるし、梅なめ茸が豆腐の甘みを引き出してくれて
この豆腐も大豆の甘みと旨みが濃厚で、しっかりと固さがあって美味しい
タコ飯です
大盛りですね
タコがたくさん入ってて、これまた柔らかい
生姜の鮮烈な香りもきいてる
お味噌汁も絶品です
お味噌は自家製だそうで、しょっぱくなくて優しい旨み
そしてお出汁も美味しいのは海に面してるからでしょうか
食後…
昼間より猫たちが中庭に集まってて、みんな食事したり遊んだり、寝床に入ったりと自由気ままですが、人間の宿泊客は特に何もすることなくみな部屋へと戻ります
中には猫用おもちゃを持参してる人が遊んだりもしていました
ちょっと建物の外に出てみました
チェックイン時に言われましたが、日が沈んだら島内は散策しないでほしいと
猪が出るそうな…
なのでここからは動きませんよσ(^_^;)
真っ暗な瀬戸内海
向こうには四国が見えます
まぁ特にすることもなかったので、食事時にフロントで購入したお酒とつまみを部屋に持ち帰り、この夜景を窓から眺めながらのんびりと静かな時間を過ごさせていただきました
翌朝…
帰りは部屋の鍵を返却ボックスに返して、建物中央のこの通路から帰ります
朝一番(8時ごろ)の船に乗って帰るので、名残惜しいですがこれにて失礼します
あ、ちなみに朝食は予約すれば朝9時にいただけますよ
瀬戸内海をバックにしたこの景色は…映えスポットなのかもしれない…
猫がお見送りしてくれました
ほとんどの猫は中庭でまだお休み中
こちらは親子なのかな
今度はおもちゃと餌と募金をたくさん準備して泊まりにくるよ
お見送りありがとう、元気でな!
とても居心地の良い時間と空間でよかったですよd( ̄  ̄)