毛越寺から移動し、次の目的地へ
実は11年前、結婚直前に婚約者でもある現在の妻と一度来たことがあります
(その時は毛越寺は訪問しませんでした)
あの時は勉強不足ということもあって、何を見てもちんぷんかんぷん
だけど今回はいろいろと予習してきました
毛越寺を建立した慈覚大師が開山しました
「中尊寺」というのはこの山全体の総称で(なので「開山」ってついてる)、本殿とその他の寺院で構成されています
それらの寺院は豪族同士の争いの「前九年の役、後三年の役」での犠牲者を弔うため、奥州藤原氏初代の清衡が建てたそうです
…そ、それにしても…
写真ではわかりづらいですが、この「月見坂」は相当な急勾配です
そんじょそこらの坂道とは訳が違います
(体感で傾斜角度25〜35度くらい?)
これは雨の日だと間違いなく滑る
翌日の大雨の時に来なくて正解でしたわσ(^_^;)
本堂前の表門
もちろんこの奥に本堂がありますので参拝してきました
そして気になるこの子は…
中尊寺の看板猫の「チビ太」
なんとインスタやってます(笑)
この近辺の見回りと参拝客を迎え入れているみたいです
なるほど、仕事中だったのか
実は目があうなり、彼に境内に案内されたのです
しかし…
仕事中…??( ̄▽ ̄;)
本堂参拝後はさらに坂を登り、金色堂手前の「讃衡蔵」と呼ばれる蔵へ
その蔵には中尊寺に伝わる文化財を展示していて、奥州藤原氏や中尊寺の歴史、金色堂の造りや装飾について学ぶことができます
金色堂に行く前に必ずここ寄った方がいいです
金色堂だけ見てもよくわからないので
そしてあの建物の中に金色堂があります
金色堂は初代清衡が建てた阿弥陀堂で、中には奥州藤原氏初代から三代の棺と四代の首桶が安置されています
その棺の中央にはこれまた黄金に輝く阿弥陀如来像
写真NGなのが残念ですが、金色に輝く堂や細部にまでこだわる装飾は一見の価値ありです
ちなみに写真の建物は金色堂を保存するために覆う覆堂で、中尊寺金色堂は創建当初のままの姿を保っております
「五月雨や 降り残してや 光堂」
金色堂を光堂と言い換えたあたり、その煌びやかな景観への感動の大きさが受け取れるかなと
他にも様々な建物があるのですが、11年前に一通り見たし、もう夕方で閉山時間も迫っていたのでこのへんで帰りました
月見坂の途中にある展望台
ベンチが設けてあって、ここからの眺めはそれはまあ素晴らしいんです
急勾配の坂を登ってきた疲れも吹き飛ぶほどの眺め
だけどこの日は規制線が張ってあり、展望台に入れない
たぶん先日の大雨のせいか、土砂崩れしてるとこが確認できました
月見坂からの眺めで一番良さそうなとこから
新幹線も見えるんですけど、スマホ取り出した時には時すでに遅しでした
47個目のお土産ゲット!
わんこそばか…せっかく岩手来たし、チャレンジした方がいいのかなぁ…( ̄▽ ̄;)