朝食後、新潟市を出て磐越自動車道を経て東北自動車道を北へ進む
朝出たはずなのに、なかなか岩手県に入ることができない
岩手県内に入るのは14時半ぐらいかな
でけぇよ、福島と宮城…( ;´Д`)
軽食に宮城県内の長者原SAで味噌焼きおにぎりと牛タンテールスープ、デザートのずんだ団子を食べながらこの日の予定をたてる
道中あれだけ土砂降りだったのに、どうやら天気は回復傾向にあるらしい
そして翌日はまた大雨らしい…
…当初の予定を変更するか
ちょっとわかりにくいですけど、平泉にある「毛越寺」にやってきました
世界文化遺産に登録されています
西暦850年に慈覚大師が開山した毛越寺
大師が東北を旅しているとき、この地にさしかかると辺り一面霧に覆われどうすることもできなくなりました
大師が地面を見るとたくさんの白い毛が落ちていて、その毛をたどると白鹿が前方にいたそうな
大師が近づくとその鹿は消え、その後一人の白髪老人が現れて、大師にこの地に寺院を建立するように告げたそうです
それがこの毛越寺の始まりで「白鹿伝説」として寺院に伝えられています
訪れたこの日はちょうど「萩まつり」の期間中
紫と白の萩が見頃を迎えておりました
毛越寺の入り口の「山門」、ここで拝観券を購入して中に入ります
境内に入ります
まずは向こうに見える本堂で参拝を
黄金に輝く本堂内には薬師如来像が安置されてます
「萩まつり」の期間は限定の御朱印がいただけるそうな
御朱印を集めていないのでスルーしました
あの札所で御朱印がいただけるのかな
それにしても手前の萩が見事です
そしてその奥の紅葉、これは紅葉の季節は素敵な景観が見れそうですね
奥が本堂、右が有名な池、左には宝物館
せっかくなので宝物館に行ってきました
宝物館内は写真撮影NG
寺院に保管されている平安期の仏像、仏画、工芸品などなどを展示してありました
そして毛越寺の見どころである「大泉が池」、きれいですね
この池は向こう側から人工的に水路を造り(遣水)、そこから山水を取り込んでいます
奥州藤原氏の時代はたくさんの伽藍(僧侶が集まり修行する場所、寺院)が設けられ、たいへん賑わっていたそう
奥州藤原氏滅亡後は全ての建物が焼失してしまいましたが、この池にしても庭園にしても、平安時代の状態をほぼ完全に保っているそうですよ
池の中央には島があり、平安時代はその池の岸を結ぶ橋がかけられていたそうな
向こう岸には伽藍をはじめとしたいろいろな建立物の跡があるそうで、本来なら池をぐるりと一周するところだったんでしょうけど…
ちょっと疲れたので、ここから眺めるだけでσ(^_^;)
「洲浜」と名付けられた人工的に造られた浜は海岸線を模しているそうな
そして池に浮いたあの船
当時の貴族たちはあの船に乗って貴族遊びや詩遊びをしていたのかな
それにしても、雨上がりだったということもあってか池の水がキレイで雲や青い空まで反射して見える
予定変更して来た甲斐がありました( ^ω^ )