訪問日 2020年12月3日
さて、ランチ後は福井市の中心部にやってきました!
某雑貨店で妻のショッピングに付き合って、じゃあどこかでお茶でも飲みに行きますかってなりまして
検索して見つけた猫雑貨を販売してるカフェに行ってみたら、コロナの影響で短縮営業になってたらしくお店はお休み…(>_<)
お店の前で愕然とするワタクシたち…
せっかく有料駐車場に車停めて歩いてきたのに…
しょうがないし別のお店に行きますか…と駐車場に戻る…
…ん??あの角にあるお店、何かで観た覚えがあるぞ??(@_@)
「国嶋清平商店」…
やっぱりそうだ!ブラタモリで取材受けてたお店だ!
国島清平商店さんは永正17年(1520年)創業で、戦前までは福井藩御用達の醤油屋さん
今年で創業500年!∑(゚Д゚)
国嶋清平商店さんが在る地域は昔からの通称で「一乗町」と呼ばれております
一乗谷に城を築き越前を納めていた朝倉家は織田信長によって攻め滅ぼされ、福井の城下町に逃げてきた人たちがこの周辺に集落を作り、それまで住んでいた一乗滝を思い、その地域のことを一乗町と名乗ったそうな
その一乗町の名家だった国嶋家に当時の朝倉主君の三女が嫁いできた言い伝えが残っているらしく、現店主は朝倉家の末裔にあたりますね
せっかくここまで来たのなら、ちょっとお邪魔してみますかね
店主がお話好きな方で、ブラタモリで観ましたって話したら、いろいろ話が盛り上がっちゃいまして、こんな「ブラタモリロケ地マップ」いただきました
我が家は富山の「雪ちゃんの日本海味噌」をずっと愛用してきましたが、他のお店の味噌いただくのは初めてかも…
糀味噌と「はまな味噌」っていう、福井のおかず味噌を購入しました
昔から変わらぬ製法で大豆、米、塩と水だけで作ったという味噌
甘口の日本海味噌に慣れ親しんできたので、ちょっと塩辛く感じましたが、その奥に感じられる大豆や米の旨味…
なんていうかこう…旨味が深いというか、余韻が残る
美味しいな〜…ってしみじみと思う( ^ω^ )
晩秋から冬にかけてお店や家庭の食卓に並ぶ、福井の保存食「はまな味噌」
「はまな」は静岡の「浜名」が語源と言われてるそうです
元を辿ると駿河の徳川家康が伝えた保存食だという説があるそうです
徳川家から越前を納めにやってきた武将(武将の名前は失念…)が、この地に広めた保存食
塩漬け茄子、蒸し大豆、紫蘇の実や生姜など具沢山な味噌
豆腐と一緒に
炊き立てのご飯と一緒に
ただただ美味いです
箸が止まらなくなるので、血圧に気をつけないとね(^^;)
お酒はもちろん、クリームチーズと合わせてクラッカーやパンと一緒にいただくのも美味しそうですね!
今度は一乗谷跡を見学してから、また味噌買いに伺いたいと思います
とても美味しかったです(≧∀≦)
ごちそうさま〜♪