我楽(石川県金沢市大河端西)
ワタクシは石川県民だが、隣の富山県のご当地ラーメン「富山ブラック」が少々ニガテ
昔、富山の某店で食べたホンモノの富山ブラックをいただいた時に、その衝撃的な塩気に驚き最初一口目でむせてしまい、自分のラーメンにぶちまけるという粗相…(ー ー;)
白ご飯と共にいただくおかずラーメン
これが慣れるとクセになるというか、その塩気とカロリーが体に染み込むんだろうな
しかし、この日のワタクシはなぜかそのブラックラーメンがどうしても食べたい
きっと自分でもわからないくらいに体が心が疲れているのだろう…
お昼で仕事が終わったワタクシは、あらゆるラーメンさんを素通りして、職場から車で40分弱かかるであろうこのお店にまでわざわざやってきたというわけで…
たぶん前回の訪問は六年くらい前になるだろうか…
訪問日 2022年9月26日
メニュー ラーメン+味付けたまご、ライス
こちらのメニュー、「塩ラーメン」とか「味噌ラーメン」て表記なのに、醤油味のラーメンはなぜか「ラーメン」
醤油がスタンダードなお店ってことで(^^;)
この漆黒のスープ
むせかえる寸前でガマンできるほどの醤油のエッジ感…
そして表層に浮かぶたっぷりのラードが油膜を形成
神々しい輝きもさることながら、この油膜が保温効果を高め最後までアツアツでいただける
こちらのお店はもともと富山県西部の氷見市にあったのだが、金沢に移転してきたんです
同じ富山県内でも、県西部のブラックラーメンの「呉西ブラック」は少しマイルドで食べやすいんです
富山ブラック初心者やニガテな人も食べやすいかと
少しゴワゴワした太ちぢれ麺が漆黒のスープに染まる
二郎系を彷彿とさせるバキバキワシワシのこの固めに茹で上げられた麺はとても食べ応えあり
この分厚いチャーシューがたまらない
スープの熱で脂身がトロッとなるまでしばし待ちましょう
しっかりとタレが染み込んでて、その塩気と脂身の甘みが白飯を欲する
これは…チャーシューメンにするとご飯が足りなくなるぞ
ある意味キケンなチャーシューだな
このタイプのラーメンにはこれでもかってふりかけられたブラックペッパーがとてもよく合う
実際にはこの三倍のブラックペッパーをふりかけたのはお店側には内緒でお願いします
味のしみしみなメンマと煮玉子は白飯に退避
ココにチャーシューをワンバンさせながら、チャーシューの脂とタレで味付けしていく
これで立派な一品
夢中でかきこめば、それはそれは幸せですよ(≧∀≦)
富山ブラックは別名「おかずラーメン」
塩分濃度高めのスープを大盛りご飯と共にかきこむという、高度成長期に働く世の男たちのために考案されたご当地ラーメンなんです
仕事あがりだったワタクシの体にもしみわたりました
遠いところまで食べにきた甲斐がありました
とても美味しかったです(≧∀≦)
ごちそうさま〜♪