熊本市にやってきました!
やはり火の国熊本は暑い!
10月なのに30度越えですよ!!σ(^_^;)
熊本市といえば…
熊本城ですね!目指すは天守閣!!
…ていうか、手前の石垣が崩れてる…
手前の木も傾いているし、石垣の石がたくさん積んである…
熊本大地震の被害の凄まじさを物語っています(^^;)
加藤清正によって改修された隈本城、天守閣が完成したのもこの時代
西南戦争で新政府軍の拠点となった城
血気が盛んで武力のあった西郷軍の凄まじい攻撃を新政府軍が籠城して耐えることができたのもこの城があったからこそ
「おいどんは官軍(政府軍)に負けたとじゃなか、清正公に負けたとごわす」と西郷隆盛に言わせたという難攻不落の屈強な城でごわす!
2019年には特別公開を開始、2021年の春に被害を受けた天守閣の復旧が完了しました
まだまだ完全復旧には時間を要しますが、特別見学ルートを通り中に入れるので、城の被害状況や工事の様子を見学できます
崩れた石垣の石一つ一つにナンバリングして保管し、少しずつパズルのように組み立てていきます
ナンバリングしてあるのは、すでに各石の場所を解析して、建築計画してあるためだそうです
「数寄屋丸(すきやまる)二階御広間」
…石垣が崩れてますけど、この建物自体も歪んでますよね
白壁のとこにもヒビが入ってるし∑(゚Д゚)
これが噂の「連続枡形」ですか
通路が折れ曲がってるんですよ、その数6回!
こうして敵の侵入を直線的にしないことで、枡形の上からいろんな角度から攻撃できる
上からの攻撃が、前から後ろから横からと注意を払いながら侵入しなければならないという
そりゃあ門に辿り着く前に全滅してしまうわけだ( ̄▽ ̄;)
そして次に待ち構えるのは「本丸御殿大広間」別名「闇り(くらがり)通路」
ここで下り坂になり本丸の地下に入っていくわけですが、地下だからか地震の被害はほとんどなかったみたいです
今でこそライトアップされてますが、殿下がないと真っ暗でしょうな
通路の両サイドから闇討ちにできるってわけですよ
そして辿り着きました、天守閣前の広場
天守閣の石垣、下は緩やかで上に向かうほど反り返りが激しくなってて、どんな身体能力をもつ人でも登って侵入できないようになってる造り
「武者返し」っていうそうですね
そしてよく見てくださいよ、建物から下方に伸びてるあの鋭いトゲトゲ
そのトゲトゲの上にある小窓からは石を落とされ、その上の大窓からは弓矢(あるいは鉄炮)で狙い撃ちされるという
このように幾重にもはった罠により、熊本城を落とすことは不可能だということがわかるかと
いやぁ…それにしてもやりすぎでしょう
加藤清正公は何に怯えていたのだろうσ(^_^;)
この日は土曜日だったから、熊本のおもてなし武将隊が来てました
…(@_@)
城内では熊本城の歴史と大地震による被害や復旧工事についての解説と、貴重な資料の展示をしてありました
エアコン効いててよかった…( ̄▽ ̄;)
地下一階で剥き出しになってたダンパー
地震の後設置された制震ユニット
そして最上階で待っていた熊本城からの眺め
翌日はあっち(阿蘇)方面に行く予定です
とても見どころのあるお城でした
まだ特別公開ルートを辿って城内入ることしかできませんが、復旧工事が完全に終わったらまた見てみたいですね
24個目のお土産ゲット!d( ̄  ̄)