福座(石川県金沢市有松)
今年中に行っておかなきゃいけない
今年中に食べておかなきゃいけない
2022年の内に行こうとずっと思っていたのに、もう師走
ワタクシが勝手に目標としていたラーメン屋、そしてとあるメニュー…
この日は妻がいなくて一人ランチ
ここぞとばかりに、満を辞しての訪問
↑前回訪問から一年と10ヶ月
店長が変わり新しく生まれ変わった「新生 福座」
訪問日 2022年12月4日
メニュー 煮干し豚骨+五目ワンタン
ラーメンが提供するまでじっくりとメニューに目を通す
基本のラーメンメニューは変わらない
変わったといえばサイドメニューの充実と値段
…ニボトン(煮干し豚骨)が1,000円越えか
…個人的な話、ラーメンが四桁となると抵抗があるというか、身構えてしまうσ(^_^;)
所得は増えず、物価高に増税、挙げ句の果てに年金はあてにできず老後の資金は自分でやりくりしなきゃとか
そして防衛費は国民の責任でとか言い出すと、政治家は仕事放棄して国民任せにしてるような
こんな政治家なら、最初っからいらなくないか?岸田さんよ💢
話が逸れた…( ̄▽ ̄;)
先述した、ワタクシが勝手に目標としていたメニューのPOP
達筆で芸術センスのあった前店長、今の店長は絵も文字もかわいらしい
はやる気持ちを抑え、まずはワンタンからいただく
ニラがたっぷり、ニンニクや生姜もかなりきいてる
鶏とエビの餡がぎっしり詰まってて食べ応えあり
ワサビとレモン汁でいただくのはいいアイデア
これが酢醤油だと重たいし、餡の味に自信がないとできない芸道
…美味いな…としみじみ思う…
福田前店長が作るニボトンは石川一のラーメンだと思ってた
その技術を受け継いだ新ニボトン
見た目にはあまり変わらないように見えるが…
…!!!て、店長…( ̄O ̄;)
…めっちゃ美味いです…ッッッッ!!
煮干しも豚骨も互いの主張がせめぎあってた前店長のニボトンと比べ、なんと豚骨スープのまろやかなことか
この濃度!この粘度!
とろみのある豚骨が煮干しをまろやかに包み込み、煮干しのえぐみや酸味を皆無にしてしまい、旨味だけを引き出しているかのよう
まさしく「相互扶助」のスープ
これ新店長の人柄、そしてラーメンに対する姿勢を表していると言えよう
厚切りの煮豚チャーシュー
以前より分厚くね?∑(゚Д゚)
そしてこんなに極太のメンマ
太さを感じさせないこの柔らかい食感は丁寧な鹿子包丁による賜物であろう
これだけ極太の全粒粉麺、しかしこれだけスープに粘度があれば、これ以上ないバランス感になっている
ニボトンをゆっくり味わいながら、オープンキッチンの厨房の店主の仕事っぷりを眺める
「どうだ、美味いだろう?」と言わんばかりの前店長が作るラーメンとは対照的に、一杯ずつ丁寧に仕上げていく新店長の表情から伺える優しい味わいのラーメン
創作麺料理を次々と生み出した前店長からの引き継ぎはかなりのプレッシャーがあったかと思われるが、受け継いだ新しき店長は自分なりのスタイルと味をしっかりと追求している
もしかするとワタクシは今のニボトンの方が好みかもしれない
となれば、他のメニューも早々に食べに来なくてはならないな…
こんなに長らく間をあけての訪問に後悔しつつ、とても満足した自分もいました
とても美味しかったです(≧∀≦)
ごちそうさま〜♪