2022年の夏休みに行ってきた熊本旅行の最終章
もうしばらくお付き合いくださいませ
道の駅「阿蘇」でお土産購入後は、この日の宿泊先へ
阿蘇山の北、阿蘇郡南小国町の「黒川温泉」は全国屈指の人気温泉地です
黒川温泉の始まりが記載されてる「首なし身代わり地蔵」伝説
簡潔にまとめると、貧乏な若者の身代わりとなった地蔵さまからこの地でお堂を建てるようにとお告げがあり、その後この地に温泉が湧いたとか
黒川温泉の泉質は、単純温泉、硫黄泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸泉、含鉄泉とさまざま
当然、各温泉の効能もさまざま
そこで冒頭の「入湯手形」なるものを各旅館などで販売して、これを購入するといろんな旅館の温泉が楽しめるそうな
…ちょっと試してみてもよかったかなぁって若干の後悔もしましたがσ(^_^;)
首なし身代わり地蔵は温泉中心地の「黒川地蔵尊」にまつられています
というわけで、黒川温泉街をぶらぶら巡ってみますか
どうですか、この落ち着いた雰囲気
温泉街ですけど、飲食店もお土産屋さんも少ないです
賑やかではありませんけど、この落ち着いた空気は個人的に温泉地に求めてるもの
田の原川を挟んで、約2〜30軒の旅館がずらりと並ぶ温泉街
温泉街自体を「一つの旅館」としたコンセプト
各旅館は離れ部屋、温泉街の小径は渡り廊下
建物に統一感をもたせることで、川や里山を含めた景観全体を一つの世界観に見せる
素敵な温泉街ですよ!
温泉街をぶらぶらしてると、妻が焼き物ギャラリーを見つけまして
こちらに入ってみたいと
「仲哀焼鏡山窯」
福岡県田川郡香春町の窯元だそうで、店内では焼き物の販売をしていました
店内を見て回っていたら、女将にコーヒーをご馳走になりました
仲哀焼のお皿とコーヒーカップ
手に取ると見た目より軽く、優しさを感じられるデザインです
こんなコーヒーご馳走になってしまったら…
妻が買っちゃいました
(今回焼き物たくさん購入したなぁ…( ̄▽ ̄;))
コーヒードリッパーとサーバー、そしてドリッパーの受け皿
受け皿は納豆小鉢なんかに使ったりもしてます
これでコーヒー淹れると、コーヒーの口当たりがまろやかで、苦味も丸みをおびて優しい味わいになります
プラスチックや金属で作るコーヒーと、明らかに違いがあるのがわかります
標高の高い山奥だからか、少し紅葉が色づいてて、これまた風情がある
違う季節の風景も見てみたい
夜…
ほとんどの飲食店、お土産屋さんは早々と店じまいするので、温泉街は旅館の灯でライトアップされています
暗いです
けど、落ち着く
静かな街中に響き渡る下駄の音
こんな街をのんびり散策するのもオツなものです
熊本銘菓のいきなり団子や、熊本名物の馬刺しの冷凍を販売してる自販機
その名も「ど冷えもん」
街中歩いてるとけっこう猫に遭遇しました
猫の集会でもあるんですかな
お前も人懐っこいな〜
熊本の猫は人懐っこいな〜
25個目のお土産は、熊本名産の馬刺し
それにしても心落ち着く穏やかな温泉地でしたよd( ̄  ̄)