去年の夏休みに行った岩手旅の続きは3日目の朝から
前日はソッコー寝てしまい、朝早く目が覚めました
ちょっと盛駅周辺を散歩
前日美味しいイタリアンいただいたポルコ・ロッソさん
盛駅です
手前がJR線の盛駅、奥のオレンジの屋根の建物が三陸鉄道リアス線の駅
ん?リアス線は動いてるけど、JR線て廃線が決まったんじゃなかったっけ?
不思議に思い駅舎の中に入ってみました
記憶に新しいあの10年半前の東日本大震災
津波に飲み込まれた鉄道は釜石、宮古方面の三陸鉄道は再開しましたが、気仙沼方面は廃線が決まってしまいました
現在は線路上に道路を通し、そこをバス路線を通してあります
跨線橋の向こうに見える車両はリアス線ですね
跨線橋と道路…珍しい光景かと
どことなく鉄道の面影が残るバス乗り場
この道をバスが通り、大船渡、陸前高田、気仙沼方面へと向かいます
街中で見つけたんですけど、この建物の2階のベランダのあたり
マジか〜…
入り組んだ湾沿いの街でココまで波に飲み込まれたんですか
この辺は高台が近いし多いので、避難はそれなりにできたと想像はできますが、しかし想像を絶する光景だったんでしょうね
サンマいただくこともできたし、一泊だけでしたけど楽しい大船渡でした
旅館チェックアウトして向かったのは
その道の駅から歩いて5分ほどでしょうか
一際目立つ一本の大木
あれこそが「奇跡の一本松」
震災前は名勝高田松原と呼ばれる7万本の松の木があったのですが、向こうに見える防波堤(5.5メートル)の倍の高さあった津波はこの辺一体を一気に飲み込んでしまいました
最後に残った一本松は保存整備され、後世に震災の悲惨さを伝えるシンボルとして残されています
ちなみにこの松もすでに枯死が確認されていて、この右図のように地面にはコンクリート、幹には特殊素材の芯が埋め込まれ、枝葉は造形レプリカが施されています
それにしてもなぜこの一本だけ、枯死したとはいえ最後まで立っていたんでしょうね
それは木の前にこの建物があったからなんです
この建物は以前はホテルだったそうです
震災当日は休館中で誰もいなかったのが不幸中の幸い
この奇跡の一本松とホテルは東日本大震災の遺構として、復興シンボルとして残されております
おそらくこの辺は松原の中なのかなと想像しますが、見晴らしがあまりにもよく、言葉悪いですけどただっ広く感じまして
これはもともとそれほど建物がなかったのか、それともたくさん津波に飲み込まれて無くなってしまったのか
新しい道路を作ってる工事現場がたくさんありましたけど、これだけ月日が経っても復興にはまだまだ時間がかかりそう
奇跡の一本松を眺めながら祈ってきました
日本球界を代表する大投手・佐々木朗希選手を輩出した陸前高田、大船渡
道の駅でいろいろお土産購入してきました
ロッテファンじゃないけどTシャツも買いましたわ( ^ω^ )