この日の鳴子温泉での宿泊は
「姥の湯」さん
鳴子温泉の中でも開湯400年超の歴史ある老舗宿
源義経とゆかりのある温泉で有名でもあります
素泊まり一泊5,610円(税込み)という、この時代には破格のお値段!
共用の自炊部
ここで自分で料理作って食べます
なので長期滞在の湯治客は食材を持ち込んできます
手前に冷蔵庫がありますが、これも共用です
缶ビールに名前書いておかなきゃ
各部屋の前にもガスコンロがあります
安全のため、夜中は使用しないように注意されました
お惣菜持ってきてるワタクシは全く使いませんのでご安心を…
隣の部屋の人は大きな鍋で味噌汁作ってましたよ
六畳のお部屋
テレビはありません
布団と簡単なテーブル、座布団が置いてあるだけです
話し声が普通に聞こえますので、極力静かに過ごしましょう
障子戸で鍵はありませんので、そこは自己責任になりますσ(^_^;)
性善説に頼ったこの旅館、今の時代には考えられないかもしれません
だけど男一人旅ならこれで十分
温泉入ろうか!
なんとこの旅館、泉質の異なる4種類の温泉が楽しめるんですよ
これってけっこう贅沢なことだと思いますよ!
「姥の湯」と「鳴子」の由来が書いてあります
源義経の子、生まれたばかりの亀若丸をここの温泉に浸からせたら初めて産声(啼き声)をあげたという言い伝えがあるそうです
地理的に考えると、その温泉がどうもこの「姥の湯」さんあたりだったそうで
啼き声が鳴子、亀若丸の産湯が姥の湯と変化したみたいですね
風呂場の前に温泉神社?
お参りしてから温泉に浸からせていただきます!
義経の湯
含芒硝-重曹泉のこの温泉は、この旅館内で一番ph値の高いアルカリ性の温泉
肌への浸透が高いのでか、すぐに体が温まる
露天風呂の啼子の湯
他のお風呂は男女別々になってますが、この露天風呂は一つしかないので男女交代制
含土類-芒硝泉は少しだけ硫黄臭がします
肌がスベスベになることをすぐに実感できます
亀若丸の産湯といわれている亀若の湯
単純泉のこの温泉は、茶褐色で少し温度が低め(38度)
体は温まりにくいけど、サラッとした肌触りでクセがない
こけしの湯
硫黄臭半端ない白濁した硫黄泉
ちょっとぬるっとしてる
あ、そういえば部屋にアメニティはおろか、タオルもありませんので、宿泊される際はタオル持参してくださいね
風呂上がりのお楽しみ、鳴子の地ビール「鳴子の風」
旅館内で一本650円で販売してます
高原ラガーはアッサリと飲みやすいけど、苦味が少なくてビール好きには物足りない感じかも
山ぶどうの方は酸味が強く、ビールというよりはチューハイって感じ
バザール横堀店で買ってきた惣菜をおつまみに、のんびり晩酌
秋田といえばのバナナボードは夜食にいただきました
温泉を長い期間にわたって楽しむためだけの旅館
なかなかディープな世界観ですが、温泉好きにはたまらなく贅沢な時間をすごせるところだと思いますd( ̄  ̄)
一人旅記事の続きは一旦おやすみ
また近いうちに更新しますね