鯖寿司ランチの後は来た道を戻り…
福井と滋賀の県境、熊川宿という元宿場町にやってきました
若狭の海で水揚げされた海産物は朝廷(京都)にまで人の足で運ばれました
特にその献上品は鯖が主流だったことから、この道は「鯖街道」と呼ばれるようになりました
この熊川宿は中継ポイント
朝若狭で水揚げされた鯖に塩をして、この熊川宿に運ばれたのが夜、そして運び屋さんが変わって翌朝京都にまで運ばれました
その頃には鯖にまぶされた塩がちょうどいい加減になったそう
京都の料理人がその塩鯖を酢で〆て鯖の棒寿司を考案したそうです
熊川番所
ここで鯖の受け渡しをしていたのかな
宿場町のメイン通りをぶらぶら散歩してみる
観光客がほとんどいなかったのは意外…
真夏だったからかな?けっこう涼しい場所だと思うんですけどねσ(^_^;)
雑貨屋さんがちらほらありましたけど、特にこれといった見どころがあるとも言えず…
この通り沿いで一番オシャレそうなカフェで涼みましょうか
「SOL'S COFFEE」さんは東京の蔵前に本店がある自家焙煎珈琲店
都内に5店となぜかこの若狭の町に支店があります
店主夫妻がこちらに訪れた時に「水が美味しかった」という理由で、使っていない蔵をリノベしてお店を始めたそうですよ
若いスタッフにお店を任せているそうです
訪問日 2024年8月10日
メニュー 季節のクラフトソーダ(すもも)+人参ケーキ
酸っぱいすもものソーダ、酢が入ってもっと酸っぱくしてる?
夏にはさっぱり飲みやすくて涼しげ
胡桃とレーズンの入った食感楽しい人参ケーキ
人参のほのかな甘みがしっかり感じられて、ヨーグルトクリームがまた爽やかで美味しい
せっかくの珈琲店なのにコーヒー飲まないという…
あれでじっくりと丁寧に豆を焙煎してるのかなぁ
またここ来たら、今度はぜひその「身体に優しいコーヒー」を飲んでみたい
「coneru」っていうパン屋さんを見つけました
宿場町の中では比較的建物が新しい
どうも2023年にオープンした、土日限定営業のパン屋さんらしい
こちらは福井産のコシヒカリを使った独自製法の米粉パンをウリにしてます
訪問日 2024年8月10日
メニュー まるぱん+あんバターパン+シフォンケーキ
サービスでいただいたまるぱん
何も具は入っていないシンプルな米粉パン
もっちりして噛むほどに甘みが出る
この甘みは小麦のものとは違って、ほんのりとした優しい甘み
そこにあんことバターを練り込んで焼き上げたあんバターパン
あんこは粒あんとこし餡をミックスしてあります
あんまり砂糖で甘くしてなくて
バターの塩気があんこと米粉パンの甘みを引き立たせてるって感じかな
バランス感がいいです
グルテンフリーのシフォンケーキ
これも米粉を使ってるそうな
こんなもっちりとしたシフォンケーキは初めて
これもお米の甘みがほんのりとあって、もっちり食べ応えあって腹持ちもいい
個人的に米粉パンてパサパサしてるイメージあってあんまり好きじゃなかったけど、こちらのはお米の粘り気があるからかもっちりしてるし、しっとりもしてる
とても美味しかったです(≧∀≦)
ごちそうさま〜♪
結局、観光そこそこに食べ歩いてばっかりいるワタクシたち…σ(^_^;)