アメリカの旅行雑誌「トラベル・レジャー」で、2011年に「世界で最も美しい駅14選」の一つに選ばれたこともある金沢駅
石川県のシンボルともいえる金沢駅を中心に、石川県には「北陸本線」、津幡駅~和倉温泉駅間を結ぶ「七尾線」、七尾駅~穴水駅間を結ぶ「のと鉄道」(県営の私鉄)、その他に北鉄路線二つが現在運行されている
平成17年(2005年)4月、石川県の某鉄道路線が廃止されたのは記憶に新しい
その某鉄道路線の終着駅だった「蛸島駅」は、今もなおその当時の形そのままに、地元の住民をひっそりと見守っています
穴水駅からは「七尾線」(穴水駅~輪島駅間)と「能登線」(穴水駅~蛸島駅間)が走っておりました
能登線はJR西日本から民営化によりのと鉄道が昭和63年(1988年)に引き継ぎ開業、それからわずか17年という短い期間の運行でした
旧蛸島駅駅舎裏
草が生い茂っておりますが、当時はここまで線路が伸びていたんですね
自動販売機です
記念碑やバッジなど、グッズを販売していたのでしょうか
いや、もしかしたらまだ絶賛発売中??
右下に「販売中です」って…
でもな~…なんか電気通ってるような感じしないし、お金入れて戻ってこれないかもしれないし
お金を入れる勇気があと一歩でませんでした(^^;)
能登線廃止により駅舎がリニューアルされ、タクシーやバス乗り場と物産展の複合施設となっています
真新しく見えるので、廃線感がないように見えますが…
ホームがあります
ホームを挟んで一番ホームと二番ホームがあったみたいですね
いや、当時の駅を存じ上げないもので
この日は暑かったので、日陰のできてるここで休んでると心地よい海風が…(^^)
少しだけ線路が残されてました
こちらから先は先ほど行ってきた蛸島駅方面
駅舎背側から伸びる階段の奥になんとなく見えるホーム…
駅舎は施錠がかけられていて中には入れませんが、窓から覗いてみました
窓から差し込んでくる光がとても優しく見えます
なんだろな、この駅舎、ずっと電車が来るのを待ってるみたい…
利用客で賑わっていた様子を想像してみると、なんか駅舎の息吹が聞こえてくるようで
ここから内浦に沿ってずっと電車が走ってたんだよな…
車内から見える日本海はとてもいい景色だっただろうな…
時間があれば全ての駅跡を巡って、当時に想いを馳せてみたいなと思いました