ワタクシ、茨城県に行ったことがなくて
茨城の地に足をつけたことも車や電車で通ったこともなくて
ついに念願の茨城上陸が叶いました!!
福島県との県境、茨城県北茨城市五浦海岸沿いに建てられた六角堂
石川県民は六角堂といえばステーキ店を思い出します
ワタクシの勉強不足で申し訳ないのですが、コチラのこと初めて知りました
ドラクエウォークやってなかったら一生来るどころか、知ることもなかったと思います(^^;;
入館料払って中に入り、すぐ左手にある天心記念館に入ってみます
岡倉天心!…って誰??
明治時代の思想家、美術評論家だそうです
東京美術学校(現在の東京藝術大学)の設立、発展に貢献し、そのあと日本美術院を創設した人
近代美術の発展に尽力されてたそうですが、なかなか不遇な生活を強いられていたそうで
独自の感性を持つ岡倉天心の新しい美術学に日本はついていけなかったのでしょうね
こちらが六角堂
岡倉天心は五浦に拠点を移し、同志や弟子たちと共にここで住むことになります
その時に建てられたのが六角堂
この場所で岡倉天心は瞑想に耽ったり茶を点てたり、海を眺めては過ごしていたそうです
正面から
中には入れないので覗いてみると、あれは囲炉裏の跡ですかね
釣りを楽しんでもいたそうです
なにせ不遇な生活を強いられていたので、みんなで魚釣って食べていたと思われます
しかしなかなかいい景観ですね
この六角堂内から景観眺めていたら、一日があっという間に過ごせてしまいそうな
波の穏やかな太平洋ですが、この入り江
魚がよく釣れそうな入り江
とある場所で放映してたワンシーン
すごい場所に建ってますね
実はこの六角堂、かの東日本大震災の時に台座板(床といえばわかりやすいかな?)のみを残して流されちゃったんです
現在の六角堂は、募金活動などを経て翌年に再建されたものです
岡倉天心たちが住んでた天心邸
縁側のある家って憧れます
東日本大震災の被害状況が詳しく書いてあります
この看板の足の中腹より上まで浸水したんですね
この場所より低いところに建ってる六角堂が流されてしまうのもわかります
受付に売ってた「五浦コヒー」
コーヒーのことです
岡倉天心は一年の半分をボストンで過ごされてました
ボストンで近代日本美術を紹介し、アメリカや世界の人に認められていたんですね
ボストン美術館で勤務するようになり、頻繁に日米間を往復するようになりました
それでボストンでよく飲んでいたのがコヒー(コーヒー)だったんですね
そのコヒーをイメージして作ったのがこの「五浦コヒー」
茨城のひたちなか市に本社を置く「サザコーヒー」が監修してるそうです
ちなみに「コヒー」とは、岡倉天心がアメリカのイントネーションを真似てコーヒーのことを「コヒー」と言ってたことからきてるそうです
妻にお土産に買ったんですけど、これがかなり美味しかったみたいです
そのあとは天心記念五浦美術館に
ここでも岡倉天心の生い立ちが学べるし、岡倉天心の同志たちの絵画も見ることができます
…六角堂よりもこちらで先に学ぶ方が順序的にはいいかと思いました
あとは六角堂が遠目から見える(先ほどの映像のワンシーンのような景観)五浦岬公園にも行ってくればよかった
妻に話したら行ってみたいって言ってたし、そのうち
近くにあるまる◯つ旅館さんにも泊まってみたいと思ってますし
39個目のお土産は茨城といえばの納豆!
納豆好きなワタクシ、せっかくの茨城で納豆食べなかったなぁσ(^_^;)