かけだ(石川県小松市日の出町)
「鰻が…食べたい…!」
妻がそう呟いたのはとある日の午前1時
こんな時間に鰻出すお店はない
翌日のお昼に食べに行くことを決め、とりあえず妻を寝かしつけ、どこに行くべきか考えてみる…
思い起こせば、妻と付き合って初めて県外(愛知県)にドライブに行き「あつた蓬莱軒」でランチした時
妻は「実は鰻がニガテ」ってひつまぶし食べながら話していたな
でもその時は美味しい美味しい言って食べてた
ワタクシの実家の近くにある鰻屋さんの鰻も美味しいって言って食べてた
どっちも気を遣って美味しいって言ってたのかなって思ってたんだけど…な…
余談はこの辺にして、妻の実家に行く途中に見つけてずっと気になってたお店に突撃だ!
って開店時間に着いたのに、満席なので一時間後にだって∑(゚Д゚)
というわけで、一時間後に出直し
待ちに待った鰻とご対面〜♪
訪問日 2021年6月13日
メニュー ひつまぶし(特上)+うざく
こちらはうな重orひつまぶしのメニュー構成
うな重は4段階、ひつまぶしは3段階のグレードがあり、妻は特上のうな重にしたのでワタクシも負けじと特上に
まずはお吸い物で
残念ながら肝吸ではありませんでしたが、まぁ〜このお出汁が絶の品で!
たしかな技術がここに集約されている、雑味のない純粋な旨味だけのお吸い物は高級料亭の味(高級料亭なんて行ったことないけど)
ひつまぶし…
鰻が…丼より大きくて…無理矢理詰め込まれてる…∑(゚Д゚)
ご飯は大盛りにもしていただけるそうですが、普通盛りはご飯茶碗2杯分なのでそれに
まずはそのまま、山椒かけていただきましょう
蒸さずに焼きだけで仕上げた関西風です
少しだけ見える厨房の様子を伺うと、どうもこちらは炭火焼きではなく電気使ってるみたい
しかし身はふっくら、外側はサクッと香ばしく、皮ぎしのところのぷるんとしたゼラチン質がたまらなく美味い
お次は薬味(ワサビ、ネギ、海苔)と合わせて
コッテリとした鰻が不思議とライトな味わいに
まだまだ食べれそうな気にしてくれる
とりあえずうざくで気持ちを落ち着かせましょう
妻と半分こで
カツオの効いた三杯酢、キュウリと一緒に揉み込んだ千切り生姜が鰻の旨味を引き立てる
そして残った薬味と出汁茶でお茶漬けに
出汁茶が鰻の表面のタレを洗い、純粋な鰻の味を堪能できる
この出汁茶は…昆布かな?とても繊細な味で、バカ舌にはわからない(^^;)
三種三様、いろんな鰻を味わったあとは
デザートのアイスクリーム!
バニラ、ゴマ、抹茶から選べるんですよ
色見れば何味かわかりますよね(笑)
また食べに行きたいと素直に思いました
とても美味しゅうございました(≧∀≦)
ごちそうさま〜♪
ところで鰻ってニガテじゃなかったのか妻に聞いてみる
妻曰く「幼少の頃に食べた、スーパーで購入した中◯産がよほど美味しくなかったんだろうな」
…何グルメぶってやがるんだっ!
ワタクシが「あつた蓬莱軒」でどんだけ気まずい想いしたと…(ー ー;)